COLUMN
![THAT’S MY STYLE Vol.03:栗原悠季 & 濵﨑真由美](http://shinzone.com/cdn/shop/articles/8b1419e88ec5f1943032f6d467a8655b.png?v=1719460983&width=533)
THAT’S MY STYLE Vol.03:栗原悠季 & 濵﨑真由美
Shinzoneスタッフのオシャレ遍歴を辿る本連載。ファッションへの愛と矜持を持って、お客様そして洋服と日々向き合う私たちのこだわりを公開します! 今回は生産を担当。常にミニマムなスタイリングに、さりげなく個性を光らせるクリエイティブチームのデュオ栗原悠季と 濵﨑真由美の着こなしを公開。ワーキングスタイルが常にリンクコーディネートになりがちな二人の着こなしをご覧ください。 関西そして関東で。高校時代の「古着の花柄ワンピ」からリンクコーデは始まっていた。 2023AWで人気を博したTHE SHINZONEの「BAGGY JEANS」に合わせたのは、シルエットとサイズ感がピッタリで気に入っているという2024年の春に展開した同じくTHE SHINZONEの「LOTUS JACKET」( 現在は完売 )。インナーにはウルフのモチーフが効いたヴィンテージのTシャツを。「動物が好きなので、その手のアイテムを見るとつい手に取ってしまいます」という濵﨑。シューズは数年前の「Little One Vintage」。スエードの色と質感が気に入っている。 顔まわりにはゴールドを、手元にはシルバーを合わせるのが日々アクセサリーをつける上でのセオリー。 濵﨑:父が洋服にこだわりがあり、常におしゃれに気を遣っていたこと。さらに母が洋裁が得意で、洋服をよく作ってくれていたことから、ファッションがすぐそこにあるという環境で育ちました。パーカ、ジーンズもしくはシャカパンに、足元は「コンバース」のワンスター......中学生の頃にはそんなボーイッシュなスタイルに夢中になっていました。高校生になると、ますますジーンズに夢中に。古着の花柄のワンピースにジーンズをレイヤードしたスタイルで、よくアメリカ村を歩いていました。 栗原:母、祖母、そして叔母が日頃から洋服を作っていたので、小さな頃から服づくりがとても身近にあって。着飾ることより作る方に興味があり、チラシで洋服を作っているような子供でした。とはいえ、高校生になるとやっぱり着る方に興味が湧き、竹下通りの安い古着屋さんで買った花柄のワンピースにジーンズを合わせるみたいなスタイルをよくしていました。販売員を経て、生産管理などに携わるようになりShinzoneへ。巡り巡って子供の頃に日常的にしていた、洋服を作るという職業に就きました。 栗原自身が制作に携わった「SUVIN HALF SLEEVE CARDIGAN」は目下のお気に入り。Shinzoneの定番アイテムにしてベストセラーの「CHRYSLER PANTS」を合わせたネイビー×ネイビーによるワントーンコーディネート。インナーに合わせたTHE SHINZONEの「PACK TEE」の白Tシャツ、「NEW BALANCE 」M992の白とグレーをさりげなくアクセントに効かせたミニマルなスタイリング。 「そういえば昨日のコーディネートも全身黒でした。最近は黒を基本にネイビーを足す、みたいなダークトーンでまとめることがほとんどです」という栗原。ニットが好きで、クロゼットにはダークトーンのニットが襟付き、襟なしとグラデーションをつけながらずらりと並んでいる。全てTHE SHINZONEのもの。 ...
![眩しい季節を彩るShinzoneの夏アイテム](http://shinzone.com/cdn/shop/articles/1080-1350.jpg?v=1718183068&width=533)
眩しい季節を彩るShinzoneの夏アイテム
ハロー、サンシャイン! 眩しい季節に楽しみたいのは、鮮やかなプリントや、涼やかなレース、そしてクールなグラフィックTシャツ。とっておきのアイテムに身を包んだMiss Shinzoneと一緒に、サマータイムのおしゃれをスタート! Woman in Black 猛暑をクールに演出してくれる夏の黒。ドレスのステッチ、ブラウスにあしらったトーションレースなど、ディテールを生かすなら“あえて盛らない”シンプルなスタイリングを。同系色の小物やカーキなど辛口なトーンでまとめて、涼やかさをドライブさせて。 : LEFT / BOX COLLAR BLOUSE ( THE SHINZONE ) ¥26,400 WASHED BAKER PANTS ( THE SHINZONE ) ¥29,480 : RIGHT / STITCH DRESS ( THE SHINZONE )...
![THAT’S MY STYLE Vol.02:遠山涼子](http://shinzone.com/cdn/shop/articles/015_DSC5238.jpg?v=1715310138&width=533)
THAT’S MY STYLE Vol.02:遠山涼子
Shinzoneスタッフのオシャレ遍歴を辿る本連載。ファッションへの愛と矜持を持って、お客様そして洋服と日々向き合う私たちのこだわりを公開します! 今回は、今年勤続17年目を迎える表参道本店セールススタッフ遠山涼子をフィーチャーします。 ファッションの奥深さと楽しさを、古着が教えてくれた ファッションへの目覚めは小学校高学年の時に買ってもらったデニムのオーバーオール。地元のショッピングセンターで見つけて買ってもらったそれに、どんなヘアスタイルを合わせようか。どんなトップスを合わせようかとワクワクしたことを覚えています。アメカジ全盛期だったことに加えて、当時大ヒットしていた映画『マイガール』の主人公のスタイルがとにかく可愛くて。そんなスタイルに影響されて、デニムやTシャツといったカジュアルなアイテムに夢中になりました。 ファッションに興味を持つきっかけとなり、いまだに好きなアイテムの一つであるオーバーオールはヴィンテージ。takes.のTシャツと同じくヴィンテージのニットをレイヤード。トップスをコンパクトなシルエットにまとめ、Shinzone別注で展開していた「HERNAN HERDEZ」のネックレスなどアクセサリーをプラスして、大人っぽく。時計は、同様に以前に展開していた「SEIKO Shinzone COLLABORATION WATCH EDITION3 」。 高校生になると、さらにファッションに夢中に。当時は「NIKE」のエアマックス全盛期! 仲の良い友人からたま〜に貸してもらったそれを足元に、一緒に原宿に通っていました。アメカジや古着が好きな一方で、ギャルっぽいもの、さらに当時人気だった雑誌『FRUiTS』みたいな個性的なアイテムも取り入れていましたね。とにかくいろんなものが着たかったし、スタイリングを考えることが楽しかった。 ヴィンテージのオールインワンに合わせたのは、マコーレー・カルキンが主張する同じくヴィンテージのTシャツ。数年前に展開していたShinzoneオリジナルのパンプスと「CADEAUX」のパールネックレスほか、アクセサリーでセンシュアルなタッチをプラス。 短大在学中に、原宿の古着屋さんでアルバイトすることになり、そこから、古着の楽しさに開眼。後にセレクトショップでアルバイトをした際には、インポートブランドの魅力を知ることになるのですが、それでもやっぱり自分は古着が好きだなあと。その後、当時自分が憧れていた古着屋で働くこととなりました。 そこでは販売と海外の仕入れにも携わることになりました。古着の世界を勉強することでファッションの奥深さを知ると同時に、目が肥えたと思います。あと古着って、レディースとかメンズの概念があまりないので、自分がデザインとして好きだなと思うものがあれば、それをどう自分らしく着こなすかを考えることも楽しかった。そんな経験から最新のアイテムに古着を組み合わせる、とかフェミニンなワンピースに「ナイキ」のエアジョーダンを合わせる、みたいな自分らしいMIXスタイルみたいなものが出来上がっていったと思います。 トップスとベルトはヴィンテージ。デニムは、目下お気に入りのTHE SHINZONEの「TOOL DENIM PANTS」。 “盛る”スタイリングからシンプルなスタイリングへ そんなファッション遍歴を経て、Shinzoneと出会いました。オリジナルアイテムを見て驚いたのはパッと見がすごくシンプルなのに、ミリタリーや古着の要素など、うまく取り入れているなということ。それをきっかけに2007年に入社しました。スタッフみんなのデニムにスウェット、そこにパンプスを合わせる……みたいな品の良いシンプルなコーディネートが新鮮で、いい刺激になりました。それまで私は古着をレイヤードする、いわゆる“盛る”スタイリングが多かったのですが、シンプルな着こなしの魅力を知りました。 毎日のスタイリングですが、以前は鏡の前でああでもない、こうでもないとコーディネートをしていました。今は3人の子育てをしていることもあり、なかなか時間に余裕がないので、その日の気分でその日に着たいものを着ています。「今日は疲れているから、元気の出る赤を着よう!」みたいな感じで、色から決めることも多いです。 以前は雑誌で好きな着こなしを大量にスクラップしていたのですが、それがいまだに頭に入っていて。それをベースにお気に入りの古着などを脳内コーディネートしたりしています(笑)。今気になっているのは、かつてのShinzoneのコーディネート! 創業した当時くらいのスタイリングやVMDを今見るとまた新鮮で、スタイリングのインスピレーションになっています。 THE...
![THAT’S MY STYLE Vol.01:渡邉夏実](http://shinzone.com/cdn/shop/articles/008_DSC2309_2.jpg?v=1711008344&width=533)
THAT’S MY STYLE Vol.01:渡邉夏実
Shinzoneスタッフのオシャレ遍歴を辿る新連載。ファッションへの愛と矜持を持って、お客様そして洋服と日々向き合う私たちのこだわりを公開します! Vol.01に登場するのは、Prelovedのバイヤー&セールススタッフの渡邉夏実。 映画で見た一足のスニーカーで、ファッションに開眼 家族から譲られたというヴィンテージジャケットはブレードテープでリメイク。インナーには「NIKE」のヴィンテージTシャツ。足元は「MANOLO BLAHNIK」のメリージェーンにソックスを。(※こちらのページでご紹介しているアイテムはすべて個人の私物となります。ショップやブランドへのお問い合わせはご遠慮ください) Shinzoneとの出会いは10年前。きっかけはお店のショウウィンドウでした。当時勤めていた会社の通り道にあったのが、今とは別の場所にあった表参道店。ウィンドウディスプレイに提案されるスタイリングが、とても素敵でショックを受けました。なかでも印象的だったのが「NIKE」のコルテッツや「adidas」のキャンパスでワンピースやデニムの足元を外したコーディネート。今では当たり前になったスニーカーを使ったMIXコーディネートも、当時はまだそこまで浸透していなくて。とにかくスタイリングが新鮮に映りました。 Shinzone入社前、初めて表参道店で買ったShinzoneオリジナルブランドのワンピースと「NIKE」のコルテッツ。ほんのりパフィなシルエットとミニ丈が新鮮。ケアしながら今なお大切に保管している。 ヴィンテージのアイテムには、ヴィンテージを合わせる。というのが渡邉のスタイリングのセオリー。この日履いていたのはShinzoneで初めて購入したヴィンテージの「LEVI’S」505と、『フォレスト・ガンプ 一期一会』劇中で主人公が着用していたものと同モデルの「NIKE」のヴィンテージTシャツ。 ファッションに目覚めたきっかけは、家族と「NIKE」です。元々父がファッション好きで。特に靴にこだわりがあったため、家の玄関には父の靴がたくさん並んでいました。それをきっかけに自然とファッションを意識していたように思います。 決定打は映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』です。小学生の頃、たまたまテレビで放送されていたのを見たのですが「NIKE」のコルテッツが登場するシーンがものすごくセンセーショナルで、そのかっこよさに大興奮。この映画は絶対に忘れちゃいけないなと、自分の部屋の壁に油性マジックで「フォレストガンプ」と書いてその日は寝ました(笑)。 私物のスニーカーの所有数は120足を超える。韓国で購入した『ストレンジャー・シングス 未知の世界』とのコラボモデルほか、ヴィンテージも多数。どのアイテムも丁寧にケアしてストックしている。またスニーカーにまつわる国内外の書籍、映画、映像もチェックして掘り下げるのも渡邉の楽しみの一つ。「スニーカーのコーディネートはもちろん、ケアについての相談もお任せください!」 そこからスニーカーの魅力に取り憑かれ。小学校への登校や、中学生の修学旅行もコルテッツでした。振り返ればShinzoneとの出会いのきっかけ然り、人生のポイントポイントに何かしらスニーカーがありますね。ちなみに前職ではメンズファッションに携わっていたのですが、そこから今の私のスタイルのベースとなる、スニーカーやヴィンテージの知識欲が高まりました。店頭で男性のお客様からスニーカーについてのこだわりなどを伺う一方で、自分でもモード誌からメンズ誌、専門書まで幅広く読んでファッションの知識を広げるように。 Shinzone入社後は、Prelovedの立ち上げに携わりました。今でこそ、ヴィンテージのセレクトショップは当たり前になっていますが、当時はまだそんなお店もあまりなく。みんなで手探りしながらお店とブランドを作り上げてきたという感じです。 Prelovedは“Already Vintage & Next Vintage(すでにヴィンテージのもの、将来ヴィンテージになる価値のあるもの)”をテーマに商品を展開していますが、買い付けや商品を展開する上で大切にしているのは「それが一番カッコいいかどうか」ということ。 あれが流行っているから、これがトレンドになりそうだから……ではなく、これがPrelovedっぽい。これが最高にカッコいい!と思うヴィンテージを買い付け、コーディネートをし、アフターフォローをしています。 とても直感的かもしれませんが、その直感は、これまでShinzoneで働いてきたからこそ培われたものであり、ヴィンテージへのこだわりと愛情があってこそ生まれたものだと思いますね。 ...