COLUMN
As long as we have a Navy Blazer!〈ザ・シンゾーン〉×〈ニュー...
As long as we have a Navy Blazer! 〈ザ・シンゾーン〉×〈ニューヨーカー〉の最強タッグ。 19世紀のイギリスで軍艦「ブレザー号」の乗組員の制服や、ケンブリッジ大学ボート部の上着から広まったと言われているネイビーブレザー。のちにアメリカでアイビーリーグの学生に愛用されるようになり、トラッド・スタイルの代名詞に。スーツジャケットよりややカジュアルで、デニムやチノとも合わせやすい。そう、紺ブレはオンもオフも私たちの毎日の強い味方。今こそオーセンティックな一着を。ブレザーと言えば必ずその名が挙がる、〈ニューヨーカー〉とのコラボレーションなら間違いないね。 THE SHINZONE × NEWYORKER Navy Blazer アメリカン・トラディショナルをベースに、日本人の体型に合う服をつくり続ける老舗〈ニューヨーカー〉。〈ザ・シンゾーン〉とのWネームは、1970年代にリリースされたブレザーを基準に、3つボタンの段返りシングルブレステッドに仕立てられている。素材は、オリジナルのロゴ入り金ボタンも映える上品なメルトン生地。肩周りに貼られた芯やパッドが、ジャストなフィッティングに立体的で美しいフォルムをもたらしてくれる。 Navy Blazer (THE SHINZONE × NEWYORKER) ¥82,500 Detail Check! Name Tag 左前身頃の裏側にはペンなどちょっとしたものを入れるのに便利な内ポケット。その下で主張する、グリーンのWネームタグはちょっとした自慢。 Back...
What take us Autumn. 2026年の「トラッド」に必要不可欠なもの。
What take us Autumn. 2026年の「トラッド」に必要不可欠なもの。 “アイビー”と“プレッピー”。ともに1960年代、アメリカの名門大学や準備校に通う学生たちに愛されたこのスタイルは、いつの時代も流行とは関係なく〈シンゾーン〉の根底を形作ってきたもの。この秋はもう少しだけ時計の針を戻して、それらがアメリカに伝わり空前のブームとなるきっかけとなった“ブリティッシュ・トラッド”に目を向けてみました。 テーマは『Drawing New Traditional』。鍵になるのは、今も昔も色褪せることのない魅力を放つ「ジャケット」と「ニット」。端正で美しいテーラリングや、数百年編み続けられている伝統的な柄。正統派トラディッショナルだからこそ、どんなコーディネートでも上品にまとまり、ポップな色やガーリーなアイテムを合わせて遊んでみるのも楽しい。もちろん、旬な空気をもたらす〈シンゾーン〉らしい小粋なアレンジも見逃せない。 British Wool Checked Jacket チェンジポケットやサイドベンツといったクラシカルなディテールが取り入れられた、3つボタンのシングルジャケット。さらに肩パッドを入れて、ウエストをやや高めの位置でシェイプすることで、美しく立体的なシルエットに仕立てられている。生地には、ハリとコシのある上質な英国羊毛を使用。ヘリンボーン組織をベースにしたストライプ調のオリジナルで、控えめに入ったセージとプラムの深みのあるカラーラインがアクセント。 BRITISH WOOL CHECKED JACKET (THE SHINZONE) ¥69,300 Fair Isle Knit シェットランド島に伝わる伝統的なニットパターンを、ボーイッシュなサイジングで仕上げたシリーズ。柄には、彼の地の厳しくも豊かな自然や、人々の暮らしから着想を得たモチーフが取り入れられている。繊維にたくさんの空気を含む、英国産のラムズウールを使用しているので、ふわりと軽くて暖かいのが特徴。ネイビーとベージュをベースにした2色を、プルオーバーとボタン付きベストの2種で展開。 FAIR ISLE KNIT PULLOVER (THE...
Our new “Essentials.” 秋のはじまりには永遠の定番を。
Our new “Essentials.” 2026 AUTUMN & WINTER 秋のはじまりには永遠の定番を。 クルーネックのTシャツやチノパン、ひと粒のパールピアスや太いリブのホワイトソックスなど。 毎日のスタイルを影に日向に支えてくれる、普遍的なアイテムたち。 〈シンゾーン〉ではそれらを“Essential”と呼び、シーズンレスで展開している。 この秋は、その中でも特にファンが多い代表的な3アイテムが揃ってアップデート。 トレンドに左右されずに、どんな着こなしでもどこかクラシックに品良くまとめてくれる存在感が頼もしい。 楽しかった夏を想い出に変えて、少しずつ秋支度。 まずはこの先ずっと愛していける「基本の一着」をワードローブに。 Straight Baker Pants ストレートベイカーパンツ (THE SHINZONE) ¥31,900 大人気のベイカーパンツが、従来のテーパードからややワイドなストレートに シルエットを変更して登場。レギュラーフィットの股上はヒップラインを美しく 際立たせながら、脚がすっきりと長く見えるデザインに。 素材には、自然なムラ感があるオーガニックコットン100%のバックサテンを使用。 製品加工により、履き始めから身体に柔らかく馴染む。 全ての工程を国内で仕上げた、メイド・イン・ジャパンのこだわりが詰まった一本。 TARTAN SCARF...
世界初の環境配慮を組み込んだ次世代型デニム「CACAO DENIM COLLECTION」
世界初!カカオ由来のバイオプラスチックを繊維化した本格的なデニム生地を使ったサステナブルデニム「カカオデニム」誕生!!本コレクションは、明治とドアーズ2社による生地開発の取り組みを起点に、その技術と想いを受け継ぐ形でプロジェクトへと発展し、3社の協働によって完成致しました。日々大量のチョコレートを生産する株式会社 明治は、チョコレート製造工程で取り除かれ、大量に発生するカカオ豆の種皮「カカオハスク」に着目しました。 カカオハスクは、世界で年間約50万トン規模が発生するとされる未活用資源です。植物由来の繊維質を含むことから、近年ではバイオマス原料としての活用が進められています。 本プロジェクトでは、このカカオハスクを配合したカカオバイオプラスチックから製造した繊維⽷と、オーガニックコットン⽷を掛け合わせて紡織することで、「カカオデニム」を 実現しました。カカオバイオプラスチックを繊維化し、本格的なデニム⽣地としての商品化はシンゾーンが世界初となります。 素材面では、綿糸にオーガニックコットンを採用し、染料にはアニリンフリーのインディゴ染料を使用しました。これにより、従来の綿100%デニムと比較して、製造過程におけるCO₂排出量を約8%削減できる予想となりました。未活用資源の活用にとどまらず、糸レベルから環境配慮を組み込んだ次世代型デニムとして提案できることとなりました。 シンゾーンが目指すこと、シンゾーンの想い、シンゾーンの役割。 シンゾーンは、明治およびドアーズによる長年の研究開発に深い敬意を抱くとともに、カカオ産地支援に取り組む明治の活動にも賛同しています。産地と消費地をつなぐ循環型モデルの象徴となることを目指し、その成果をファッションの分野から広く社会へ届けたいと考えました。ファッションブランドとして、このような最先端のサステナブル素材をいち早く採用し、その可能性を社会に発信していくことも重要な役割の一つであると捉えています。 そうした思いから、本コレクションの制作および本プロジェクトへの参画に至りました。 カカオデニムの特徴は、カカオの種皮を使用した100%植物由来の生地にあります。綿100%のデニムと比較して軽く柔らかく、動きやすい着心地が魅力です。また、洗濯後も乾きやすい速乾性を備えています。サイズ展開も豊富にご用意しており、ユニセックスでご着用いただけます。さらに、ワンウォッシュ加工を施すことで、カジュアルなデニムに抵抗のある方にも取り入れやすい色味に仕上げました。着用や洗濯を重ねることで、インディゴならではの自然な色落ちもお楽しみいただけます。生地には生分解性のある素材を使用しているため、付属パーツにはオリジナルで製作したアルミ素材を採用しています。軽量化を実現するとともに、廃棄時には溶解して再利用することが可能です。今回の取り組みは、弊社のデニムを長年製作いただいている株式会社ドアーズ様より、本生地をご提案いただいたことがきっかけです。その成分や製造工程、背景にある技術、そして環境への配慮について詳しくお話を伺う中で、弊社のものづくりに対する考え方と深く通じるものを感じ、今回の製品への採用に至りました。 Shinzone CACAO DENIM COLLECTIONラインナップ CACAO DENIM JACKET(¥39,600税込) 身幅にゆとりを持たせたシルエットで、デニムとのセットアップはもちろん、ワンピースやスカートにも合わせやすい丈に設定しています。サイズ01はレディースのレギュラーサイズ、02は男性の方や、ややオーバーサイズで着用したい女性にもおすすめです。付属にアルミ素材を使用することで、驚くほど軽い着心地を実現。日常に取り入れやすい一着に仕上げました。 CACAO DENIM PANTS(¥34,100税込) やや大きめサイズのレギュラーストレートのヴィンテージデニムをベースに、ウエスト周りのフィット感を調整したシルエットです。こちらも付属にアルミ素材を使用しております。 CACAO DENIM SKIRT(¥28,600税込) デニムジャケットとのセットアップスタイルも楽しんでいただけるよう、ミニスカートもご用意しました。柔らかさの中に適度なハリを持たせることで、すっきりとした美しいシルエットを表現しています。見た目以上に柔らかく、快適な穿き心地も魅力です。 -シンゾーン代表取締役 染谷裕之 コメント...
Shinzoneが生み出す究極のスウェットとは?-THE SHINZONE COTTON PR...
-vol.03 日本のものづくりの技術の結晶!究極のスウェット完成 2026年3月。私たちShinzoneは創業から25周年を迎えます。それを記念して第1弾としてお届けするのは、究極の着心地とクオリティを目指しShinzoneの社員が一丸となって綿花の栽培から手がけたスウェット3種。「コットンプロジェクト」と名付けられたこのプロダクツは、確かなものづくりに定評のある大正紡績株式会社さんとタッグを組み、構想から完成に至るまで2年以上の年月をかけて制作が進められてきました。最終回となる今回は完成したスウェットと共に、デザイナー染谷由希子に制作のこだわりについて訊きました。 デザインについて 今回のプロジェクトで手掛けたのは、スウェット、パーカー、スウェットパンツの3種です。Shinzoneでは珍しく男性にも着ていただけるよう、スウェットはユニセックスの2サイズ展開にしています。 まず一番に味わってもらいたいのが、肌触りです。袖を通すと柔らかで、うっとりするような肌触りに仕上がりました。つい手に取ってしまうような出来上がりです。 COTTON PROJECT SWEATSHIRT (THE SHINZONE) ¥38,500 スウェットのデザインとしては襟ぐり、袖のリブ幅にこだわったヴィンテージさながらの本格仕様です。身頃と袖は、またぎステッチを使用し、さらに、その糸を緩めに仕立てたことで、ちょっとクセのある仕上がりになっています。シンプルな1枚にしたかったからこそ、あまり余計なことはしたくない。という想いでデザインしていますが、そういった小さなこだわりを随所に落とし込むことでShinzoneらしさを演出しています。また、極力シンプルなデザインにすることで、Shinzoneのベースとなるデニムと最高のバランスになったと思います! COTTON PROJECT ZIP-UP HOODIE (THE SHINZONE) ¥39,600 また当初はスウェットのみ制作するつもりでしたが、社内からジップフーディも欲しいという声が上がり急遽制作を決定。フードを2重に仕上げたことで、立体的なシルエットが生まれました。デニムはもちろん、Shinzoneの人気アイテムでもあるワンピースにもピッタリ。ぜひ、思い思いのスタイリングで楽しんでいただければと思います。 COTTON PROJECT SWEATPANTS (THE SHINZONE) ¥39,930 パンツについては、これまで展開してきたCOTTON WOOL SWEATPANTSをベースに制作しました。スウェットパンツだけれど、ピンタックを入れセミワイドなシルエットで仕上げたことで、カジュアルになりすぎない綺麗めな印象に。スニーカーはもちろんですが、ローファーとも相性抜群。オン/オフ活用できる新機軸のパンツになったと思います!...
-THE SHINZONE COTTON PROJECT vol.02-
-vol.02 大正紡績株式会社さんに訊く、ものづくりの話- 2026年3月。私たちShinzoneは創業から25周年を迎えます。それを記念して第1弾としてお届けするのは、究極の着心地とクオリティを目指しShinzoneの社員が一丸となって綿花の栽培から手がけたスウェット3種。「コットンプロジェクト」と名付けられたこのプロダクツは、確かなものづくりに定評のある大正紡績株式会社さんとタッグを組み、構想から完成に至るまで2年以上をかけて制作が進められてきました。 第2回となる今回は、紡績から生地になるまでのお話を、プロジェクトのパートナーとなってくださった大正紡績株式会社の赤松一人さんに訊きました。コットンのこと、紡績のこと。そしてものづくりの現場が抱える課題などスウェット作りを通して私たちが知ることになったさまざまな事実をお届けします。 --ご一緒にスタートさせていただいたプロダクツが、ようやく出来上がりました。コットン栽培と聞くと、ひたすら広大なアメリカやインドなど海外だけが産地と思われる人も多いかと思いますが、なんと大阪で育てられるとは! 社会の授業で教えてもらったアメリカのコットンベルトに代表されるよう、コットンは一般的に北緯40度から南緯35度の範囲でなら栽培が可能と言われています。日本も東北エリアまでがそのエリアにすっぽり入っていて、主に愛知県の岡崎を発祥(※諸説あり)とする和綿と呼ばれる短長繊維が生産されていました。用途としてはネルやキャンパス地、ふとん綿や不織布などに使用されることが多かったようです。 また今回栽培した土地も海から近いですが、実はコットンは塩分を吸収する植物。弊社も参画し今なおチャレンジが続いている東北コットンプロジェクトでは、東日本大震災の際に津波の被害にあった塩分の残る三陸沖の土地でコットンの栽培をしています。コットンは種まきをした後に、しばらく雨が必要なんですが、その条件だけクリアできれば、日本でも育てられないことはないんですよ。 --全てを私たちが作ったコットンで賄うことはできませんでしたが、うっとりする肌触りとクオリティの生地が出来上がりました。私たちが栽培したコットン、そして混紡したコットンと、材料について改めてその特徴を教えてください。 Shinzoneさんで育てたコットンのファイバーマックス5%とフォックスファイバーコットン、アメリカ産のオーガニックコットンである希少なアルティメイトピマを混ぜ紡績した糸をスウェットの表側に使用しています。 コットンは今、世界で26万トン生産されているのですが、そのうちオーガニックコットンが占める割合は実に1.5%。また超長綿と言われる繊維が長い上質なコットンが全体に占める割合は1.5%。さらにオーガニックコットンの超長綿であるアルティメイトピマは0.0003%となります。このアルティメイトピマは品質がとてもよいコットンです。そこに同じくアメリカ産のふっくらとして柔らかいオーガニックコットンのグリーンコットン(緑綿)を混紡しています。生地の裏側の糸には、アメリカのニューメキシコ州で契約栽培しているオーガニックのスーピマコットンを使った極甘撚糸を使用しています。撚りを弱くして編み上げることでふっくらとして吸水性のある仕上がりとなりました。 デザイナー染谷によるスウェットのデザイン画と私たちの作ったコットンが混紡された糸。 --大正紡績の皆さんには、私たちが畑に行けないときもコットンのお世話をしていただきましたが、改めてコットン出来はどうでしたか? 2024年のコットン栽培は、全体的に育ちが良くなかったですが、Shinzoneさんが栽培を担当された場所は6.7月は雨が少なかったわりに、育ちが良かったですね。コットン栽培は雑草駆除が大変で工場のメンバーが2週間に1回ほど駆除に行っていました。結果的に収穫量は30kgが獲れました。コットンボールはその6割が種。ジンニングと言ってそこから種を取り除かれると、残り12kg。またそこから短い綿(繊維)が紡績工程で落されるので残るのは9.6kg。最終的にShinzonesんが栽培されたコットンを3%混ぜて糸を作りました。一般的にしなやかで高品質と言われる超長綿は、栽培時期も長く天候リスクが高い上に、コットンボールが小さく種の割合も多いので、普通の綿に比べ収穫量が少なく、農家さんは生産しようと思いません。価格が高いんですが、農家さんにメリットが少ないようです。 --なるほど。コットンの値段はの手間と時間が反映されているわけですね。今回赤松さんからは、世界の繊維需要のうち、コットンは25%(なお、1位はポリエステルで57%、ウールに至っては実に1%!)とお伺いしました。とはいえ私たちの身の回りにはコットン製品が当たり前のように溢れていて、容易に栽培でき手に入ると思いがち。こんなに栽培に手間暇がかかるということが驚きでした。そして工場を見学させてもらい、働いていらっしゃる方たちのこだわりと真剣な眼差しが印象的で、その姿がとてもかっこいいなと思いました。何より、こんな丁寧で細やかなものづくりは日本でしかできないな、とも。今回の大正紡績さんとのプロジェクトを通じて改めて日本の技術の素晴らしさを教えていただいたように思います。 私たち大正紡績の特徴に古い機械が多いことがあります。最新の紡績機械だと高速スピードでワタを引っ張るのでコットンにストレスがかかるんですね。ですが、古い機械は回転数がゆっくりしているので、コットンにストレスがかからず丁寧に紡績でき、原料の良さを最大限に活かすことができます。また古い機械を扱うために、どの工程にも必ず職人が介在します。つまり機械ではなく、人が糸を紡いでいるようなものです。そこが他社さん(特に海外糸)との大きな違いでもあると思います。 大正紡績さんの工場から。それぞれの機械に職人さんが配されてその様子を常に見守る。真剣な眼差しでコットンや機械に向かう姿が印象的でした。 実際商品になるまでには、多くの人の手がかかっている。ということは表にはなかなか伝わりにくいことかもしれません。今回のShinzoneの皆さんの体験を通じて、ものづくりについて知ってもらえたことは良かったですし、ぜひ、お客様にもその体験をお話しいただけると嬉しいです。また、ものづくりの現場にいるものとしては、手間がかかり生み出されるものだからこそ投資価値があり、価格に反映されているということも、知っていただけるとうれしいですね。コットンプロジェクトで手掛けたプロダクツはこちらからご覧ください! Vol.01はこちらVol.03へ続く(公開は2026年2月下旬〜3月上旬予定) EDIT&TEXT : SHINZONE