THAT’S MY STYLE Vol.11 : 牧野由紀

ファッションへの愛と矜持を持って、お客様そして洋服と日々向き合うShinzoneスタッフのおしゃれとこだわりを綴る本連載。今回はInstagramでもお馴染み、経理担当の牧野が登場。ショップもプロダクツもスタッフも。Shinzoneの全てに愛情を注ぐMs.Shinzoneがトレードマークのビッグスマイルと共に登場。二児の母でもある彼女の素顔に迫ります。

ファッション・ラバーな経理担当は、Shinzoneの王道カジュアルの体現者

幼い頃、母が洋服とか巾着バッグをよく作ってくれたんです。そんな影響を受けて、自然と私自身もファッションが好きになりました。学生時代は古着が好きで、頭に羽のついたヘッドバンドにワンピースにジレを重ねたような当時流行っていたボヘミアンスタイルで原宿に出かけたりしていましたが、ここ10年は、シンプルでメンズライクなShinzoneらしいカジュアルが大好きです。

私のInstagramでも子供たちとのファッションを時折アップしていますが、母になっても自分自身の好みは変わらないし、子供とも自分と同じテイストのスタイルを楽しんでいます。

デニム、スウェット、スニーカー、ローファー。Shinzoneの王道とも言えるアイテムがやっぱり好きで、スタイリングで憧れるのも、そういった何気ないアイテムを素敵にさらりと着ている人。Pinterestでも、セレブや有名人ではなく、着こなしに長けた人を眺めてコーディネートの参考にすることが多いです。童顔なので、ジュエリーだったりヘアアレンジだったり、どこかにちょっと綺麗めな要素をプラスするようにしています。同様に洋服はカジュアルでもネイルはできるだけ丁寧に。日々子育てに追われて、ゆっくり時間をとることは難しいですが、やっぱり手先が綺麗だと自分自身の気分が良いですね。

ヴィンテージのデニム上下に、ノルディックニットを合わせたブルーのグラデーションを効かせたレイヤードスタイル。首元のパールネックレスと「GUCCI」のローファーは手入れをしながら長年愛用しているアイテム。

毎日のスタイリングの決め手はお天気と子供を触れ合う時間から。天気予報で見たその日の天気をベースに、保育園への送迎当番かどうかが、私にとって洋服を決める大きな要素。送迎のある日は動きやすく、汚れても気にならないものを。そうでない日はスカートをはいたり、ちょっと自分のテンションの上がるものを。また雨の日は子どものケアで傘をしっかりさせないので、ヘアが乱れても気にならないようキャップをプラスして……と、その日の自分のシミュレーションをしてスタイリングしています。


大好きなアイテムのひとつ、スウェットには、パールを重ねて。タイムレスにして永遠のShinzoneの王道スタイリングがよく似合う。

服飾系の学校を卒業した後、一度はアパレルメーカーに販売として就職したのですが、もともと数学も好きだったことから、在職中に経理に興味を持つように。そこから簿記の資格を取って、一般企業の経理に転職。オフィススタイルに身を包み仕事をしていました。代わりにオフの日は、思い切り自分の好きなカジュアルスタイルを楽しんでいたのですが、その時に通っていたのがShinzoneだったんです。

 


ネイビーブレザーTHE SHINZONEBAKER PANTSShinzoneの永遠のベーシックであるアイテムを、旬なレオパートニットでアレンジ。「ジュエリーは、『Monica Castiglioni』を筆頭に、自分の中で定番があり、日々組み合わせてコーディネートしています」今2人の子育てに奮闘中。プライベートではなかなか自分のケアが後回しになりがだが「隙間時間を見つけてパックするとか、ストレッチポールに乗るとか、わずかでもできることを頑張っています」

学生時代から憧れのお店でしたが、社会人になって少しずつ買い物できるようになり、改めてその魅力に惹かれて、こんなところで働けたら最高だな!と思っていました。スタッフの皆さんのスタイリング力、ディスプレイ、そして接客。どれもが素敵で。その後夢が叶って、店舗スタッフに。お店に通っていた頃に接客してくれていた憧れの人たちと一緒に働けるようになったことが、本当にうれしかったです。

 

上 バルキーなアランニットには、スポーティなヴィンテージのナイキのショーツを合わせて。オフホワイト×ホワイトのスウィートなカラーリングを足元のコンバースで引き締めて。下 商品説明会で一目惚れしたというダウンコートには、ヴィンテージオーバーオールをイン。レースブラウスとパールネックレスでさりげなく可愛らしさを加えて。シューズは同じくケアしながら大切に履いている「Maison Margiela」。

 その後、出産を経て、販売から再び今度はShinzoneの経理に。販売の仕事もお客様とのコミュニケーションがとても楽しかったのですが、まさか自分の大好きなShinzone×自分の得意とする経理という組み合わせが叶うとは思っていなかったので毎日感謝しかありません。経理という仕事は、取引最後の窓口。さまざまな部署の方が築いてきた信頼関係を私たちが崩すに訳にはいきません。そういう意味で、日々緊張感を持って業務と向かい合っています。店頭からバックオフィスに移動して、デザインする方、バイヤー、営業、どの部署も愛情を持って日々洋服に向き合っている姿が本当に眩しくて。そうやってみんなの働く姿を見るのがうれしいので、経理としてみんなが少しでも働きやすい環境づくりに貢献できればと願っています。

左 およそ10年ほど前のShinzoneのキャップとエコバッグ。「デザインが好きすぎてずっと愛用しています」。中左 子供のヴィンテージはネットで買うことが多い。「一本は兄が履いていた『Levi‘s』。もう一本はメルカリで見つけた『Levi‘s』です。『POLO』のシャツはギフトでいただきました」眺めるだけでも可愛いサイズ感。 洋服がカジュアルなので、アクセサリーは上質に。 中右 毎年誕生日には何かいいものを1つずつ買うようにしている。SEIKO Shinzone COLLABORATION WATCH に合わせるのは、「HERMES」のブレスレットや「TIFFANY」のリングほか。右 入社前、初めてShinzoneで購入したコート。同じく10年超えのミッキーTとデニム。「購入したアイテムは基本全て大切に着ています。昔のアイテムを見ても、当時のルックブックを今見ても、古さを一切感じさせない。タイムレスに大切に楽しめるのがShinzoneの洋服の魅力の1つだと思います」

今後については、仕事では経理として、もっとスキルアップしたいし、いつか自分も企画や洋服のアイデアが出せることがあればうれしいです。プライベートでは子供が大きくなったらもっと旅行に行きたい。また、ディズニー好きなので、世界のディズニーランドを制覇したいですね!

牧野のInstagramはこちらからお楽しみください。

PHOTO : Nam grafik

(※こちらのページでご紹介している私物のアイテムについては、ショップやブランドへのお問い合わせはご遠慮ください)


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